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(その3に戻る)

2005年1月30日(日) (その4)
14:50 ポイント変更 さて、先ほどのエリアの南側(南西?)、大池に面した斜面が次のターゲットである。
 斜面が尽きた所と池の間は散策路。
 ざっくり荷物を下ろして、各自思い思いの場所を捜索する。
 さっきの道とは違い、こちらは散策する人がちょこちょこいる。
 皆さん、宍塚の自然に親しみ、冬の里山とふれあおうという温かいキモチで歩いていらっしゃる。
 当然、そんな自然の一部として、我らアリ採集者も存在しているわけだ。・・・違いますか。
 でも落ちている篠竹を拾っては剪定バサミでチョッキンし、ひと節ごとに覗き込んでる女を見つめるおばさまたちの視線は、明らかに慈しむような・・・・憐れむような、じゃないよ!・・・そういうあたたか〜いものであったのです!
 しかも、アリ、出ません。
15:01 残照。ええとこです。 こんなとこ(上と左の写真参照)なのに、ゾマホン氏はまーだ竹を割っている。
 どこから持ってきたんだ。(たぶんさっきの竹林から)
 私は本格的に篠竹と細い枝もの(中空で枯れてるヤツ)だけにターゲットを絞り、斜面を歩き回る。・・・そんなにないんだよ、そういうものは。
 アリよ、出てこいよ。さあ、いっしょにおウチに帰ろう。(いや、出てくると、おウチに帰れなくなるんだけど)
15:16 地面からいきなり生えてる赤い実。 下ばっかり見て歩いてたら、落ち葉の中に赤い実が。
 何かの木の芽(調べる気はさらさらありません)から、いきなり実がなっている。
 なんだ、この無節操な生え方は。
 かわいいから、許す。
15:56 いちばんいい写真(だからでかい)。ウメマツオオアリ。 と、出た!出ましたよ!
 苦節、約1時間。
 落ちてた篠竹をあきらめモードでパキッと折ったら!
 みーんーーなぁーーーーーーっ!でーーーーたーーーーっ!
 これが大騒ぎせずにいられましょうか。
 ゾマホンさんに持ってもらって、割る前に記念写真。
 いっぱいいっぱい出てくるよー。
16:04 でか写真その後。逃げてます。 で、相変わらずシン・ハンさんだったかつくば・あべさんだったか提供のタッパをお借りして、割ってみた。
 自前のタッパはこんな木っ端すら入らない。反省。
 えー、呑気に写真なんか撮ってますけど、バンバン逃げてます。
 まあ、細かいことは気にするな。
16:04 なんでウメマツばっかうまく撮れてんだか これは、ウメマツオオアリというアリだそうな。
 ウメマツオオアリとイトウオオアリはよく似ていて、なんか詳しく調べないとどうとかいう話であったが、ともかく、本日の所はウメマツでいいじゃないかということになったような気がする。
 頭の後ろのところが真っ直ぐ、といおうか、エラが張ってる、といおうか、そんなような形なので、「おかっぱ頭でかわいい」とか言われているらしい。
 うむ、おかっぱちゃんか。
 しかし、かっぱよ(もう間違ってる)、あなたねぇ、なーんかそれ以上の特徴ってモンがないのよねー。私の気を惹く特徴が。
 ゾマホンさんにも「これはね、つまんないアリ」って教えてあげた。(たいへん顰蹙を買いました。)
 大きさは私のターゲット内(体長3〜4ミリ)だったのだが、そんなこんなで、えーとえーと、ゾマホンさんにあげたんだっけ?
 ていうか、このページだけ11月になってから書いてるから、もう記憶なんてほんのぽっちりしか残ってないの。不思議ねー。
 ゾマホンさんかシン・ハンさんかあべさんか、どなたかに引き取っていただきました。
16:05 えーと、これは、なんだっけ?シン・ハン氏のかな。 さあ、こっから先はもう、ほんとに集中力もなくなってたし、日も暮れてくるし、書いてるのは11月だしという具合でナナメに読み流してもらいたい気持ちでいっぱいなのだが、えーとえーと、このタッパはね、シン・ハンさんのかなー。
 たぶんシン・ハンさんだって覚えてやしないだろうから、まあ、いいじゃないか、そんなことは。
 おお、どんどん心の広い人間になってきてるぞ。
16:03 うひょーっ。byゾマホン氏(そんなこと言ってません) 時間が少し前後するが(何しろ時間だけは写真が記録してるので正確だ)、ゾマホン氏も本日最後の西日が輝く中で大物を探し当てていた。
 竹の一部をぺりっとはがすと、中にはミカド(だったよね?)がぎっしり。
 ぎっしりすぎて、女王がいるかどうかなんてまったくわからないくらい集積していた。
 もちろんゾマホンさんはご満悦である。
16:07 どうしていいか戸惑うゾマホン氏 ご満悦はいいのだが、さて、次のステップになかなか踏み出せないゾマホン氏。
 これ以上割っては、割る作業の途中でアリたちがボロボロ落ちちゃうだろうし、妹御の絵の具筆でタッパに掻き出すには穴が狭いし。
 喜びにうちふるえつつも、固まっているゾマホン氏に、さっと救いの手を伸ばすのは、そう!シン・ハン氏である。
16:07 すかさず電動吸虫管で窮地を救うシン・ハン氏の右手 お宝(ミカドオオアリ)をチラ見させてくれるばかりだった細い穴に、電動吸虫管の吸い込み口をぐぐっと差し込むと、ゴゴゴゴゴーーーーッ。
 すべてのアリが吸い込まれていった。すごい。ビバ、電気。
16:07 おーい。(食っちゃだめだってば) そして、吸い残しがないか、しつこくチェックするゾマホン氏。
 もうね、ほんと、うれしそうだったの。
 しかも、そんな彼の情熱を、この竹はしっかりと受け止めてくれましたよ!
 ゾマホン氏がしつこく、しつこく、竹を精査(早い話がバラバラに)していたところ、このミカドが出た節の隣から、シリアゲアリが!(種類ちがってたらごめんなさい)
 うれしさ倍増、収穫2倍。
16:30頃  いやー、終わりよければ、すべてよし。
 日も暮れたし、今日はお開きーということで、宍塚をあとにした。
 またまたあべさんの車に乗せていただいて一路駅へ。
 の、途中で、ちょっとお茶でもということで、ファミリーレストランに寄った。
 そこであべさんがわざわざ持ってきてくださったアリ関係の雑誌や資料をちょっとだけ見せていただいた。要するに自慢されたわけである。
 ほほー。そこいらの本屋に売ってなくても、ネットに情報が少なくても、アリの資料ってのは、あるんだねー(あたりまえです)。

 あ、そうそう、宍塚で車に乗る前に、親切で気前が良くって男前で、えーと、あと何て言えばいいのか、そんな感じのシン・ハンさんがみんなにスーパースペシャルアリの餌を分けてくださった。
 アント・ルームというショップで「アント・サプリ」という名前で売っているものだ。
 トレハロースとか、いろいろスペシャルなものが入っているらしい。おおー。これを使えばウチのアリンコ様もヘラクレスオオカブトとかになるだろうか。なりませんか。

 まあ、そういうことがありつつ、とっぷりと夜のとばりが降り始めた頃、あべさんに駅まで送っていただいた3人は常磐線の車中の人となったのであった。
 興奮冷めやらず、ファミレスやら電車の中やらでアリンコタッパを取り出そうとしたゾマホン氏を、この私が必死に止めたことだけは明記しておきたい。
 あのね、ふつーの人はね、そういうの見てもうれしくないのよ。むしろ、きもちわるーいのよ。ね。お願い。
 ま、タッパを出さなくても、服だかカバンだか、そういうものの隙間から1匹2匹とアリンコを出していたゾマホン氏であった。
21:26 おうちにて。うじゃうじゃくん&アントサプリ はい。ようやっと、お家にご到着。
 遠足は終了でーす。

 結局、今回、自分で見つけたミカドだのウメマツオオアリだのイモムシだのは全部どなたかに差し上げてしまって、持ち帰ったのはシン・ハンさん発見の引きこもりシリアゲ女王様と、午前中にあべさんが篠竹にぎっしりしてるのを見つけた同じくシリアゲアリ(篠竹は半割状態)の2つだけであった。

 左は台所でそーっと開けてみたうじゃうじゃシリアゲアリのタッパとシン・ハンさんにもらったアント・サプリ。
 なお、当然のようにこのタッパもシン・ハンさん提供の品である。
 なんか、あれですか。採集会って、シン・ハンさんにタカる会のことなんですか。当日はまったく気づきませんでしたけど(いや、うすうすは気づいてたかも)、こうやって書き出してみるとずいぶん、ずいぶんなことしてましたね。

 モノはくれなかったけど(アリはもらった)、宍塚のNPOとの折衝をはじめ全体の仕切と車での送り迎えまでしていただいたあべさんにも本当にお世話になりました。だいたいアレですよね。何か見つけちゃあ「これは何だ」とか当然のように聞いてくるやつ(そういうやつが1人だけで本当によかった)の世話は大変ですよ。私だったら昼の時点で「おまえはもう帰れ」「歩いて帰れ」と言いそうな気がします。
 そして、喜び、楽しみ、狂喜する係(いま勝手に決めた)のゾマホンさんも、ありがとうございました。ものすごく楽しませてもらいました。

 行く前は、「ヘンな人ばっかりだったらどうしよう」と思ってましたが、そしてヘンな人ばっかりでしたが、たいへん楽しい採集会でした。
 「山に置き去りにされたらどうしよう」という一抹の不安もありましたが、無事お家にも帰れました。
 アリンコたちは、帰れなくなったけどね。
 宍塚の里山よ、ありがとう。そしてまた今度、アリンコ分けてね。

 今(11月)だから書ける予告:この後、10月にまた宍塚の採集観察会に参加することになるのであった・・・。
>もう一回この採集会の記録を最初から読む?