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2005年6月19日(日)晴れときどき曇り
開催場所:日比谷公園浜離宮恩賜庭園

結婚飛行もまだまだ続いているようですが、アリ飼い人口がぐぐっと増えてきてる昨今、満を持して開催された観察会のレポートです。
なんか、ものすごい勢いで記憶が失われているので、読むとイライラすると思います。書いててもイライラしますから。
怒んないでーーーーー。

 >>> 観察会のオフィシャルな告知とシン・ハンさんによる報告はこちら(アント★だいありぃ
        →告知:「採集会のお知らせ」、報告:「観察日記」2005年第25週の6月19日・20日

 >>> また、蟲さんもブログ「アントクアリウムだったこともある女王編」に美麗な写真で報告なさっています。
        →2005年6月21日付記事

なお、今回、びっくりしちゃうことに私はアリの写真をほとんど撮ってません。
だってー、参加者の皆さん見てるほうが面白かったんだもーん。
シン・ハンさんと蟲さんの一眼レフ見ちゃったら、あたくしのRICOH CaplioR1の出る幕はないっしょー、という気持ちも。
アリについて知りたい人は、上記真面目アリサイトをご覧ください。
写真はプライバシーに配慮して人相がわからないようにしてるつもりです。
まずいのがありましたら、厳重抗議メールをちょうだいしたいです。よろしくお願いします。
9:10 しゅっぱーつ はいー、遅刻したー。
 んもう、申し訳ございません!!!
 日比谷公園大噴水前に集合していたのは、
  シン・ハン氏
  つくば・あべ氏
  いるまえかわ氏
  蟲氏
  楽進氏とお子さん2人
  たまごっちさん
  きのしたさんと旦那さんとお子さん
  こうやん氏 (←うわーお名前間違えてました。ごめんなさいっ修正済です)
そしてこの私の、総勢13人。
 すげー。何が起きているんだ、アリ飼い界。どうしちゃったんだ、いったい。
 お子ちゃま3人の参戦で、まろやかな雰囲気の観察会となった気がします。

 私が地下鉄の中で必死に走っている間に(うそ)、あべさんはオオハリアリとアシナガアリを公園内で見つけたそうです。
 また、集合場所ではいるまえかわさんご持参のクロオオアリ女王を皆さんで見せてもらってました。(たぶん)

 しかし、あれですなー。
 オフ会(ってんでしょ?ネットで知り合った人たちが実際に集まるやつ)って、お互いを何つって呼べばいいか、迷うよねー。
 あべさんはシン・ハンさんを本名で呼んだりなさってますけどー、なんかこう、一致しないしー。まいっちゃうよねー。
 というような気持ちを皆が持っていたのか、微妙な空気の中、ゴニョゴニョっと自己紹介をしたのち、しゅっぱーつ。
09:42 どれどれ お子ちゃまたちのアクティブな動きに圧倒されつつ、公園内の木の根本や植え込みの陰を適当にバラけながら見て回る。
 何か見つけては、いるまえかわさんとつくば・あべさんのところへ持って行って「これは何ですか」と聞く。
 噴水のすぐ後ろの木立ではキイロシリアゲアリと、んーと、あと何か2、3種類だった気がする。
 しばらくすると、こうやんさん(でしたでしょうか?自信なし)が「あっちでクロヤマアリのコロニーが出ましたよ」(えーと何アリでしたっけ)と呼びに来てくださって、全員集合。
掘る 植え込みとベンチのある空間の仕切になっている丸い石をひっくり返すと、クロヤマアリが幼虫と蛹をかかえて右往左往。
 楽進さんのお子さんが、蛹をいくつかタッパに確保していたと思います。
 じっくり見たあとは、ちゃーんと石を元に戻しましたよ!
 そうかー、こういう石をひっくり返せばいいのかー。ちょっと勇気がいるなー。

 いるまえかわさんに教わったヒメアリとかサクラアリは、信じられない小ささ。
 アリであることは認識できるけど、腹柄がどうとか触角がどうとか、見る気になりません。
 こいつの女王が目の前にいても、ぜったい気づかないなー。
 えーと、あとなんか、何かのオスがいました。(これはレポートなのか)

 池のそばではハリブトシリアゲアリ(胸のところのトゲの角度が60度以上なのをシン・ハンさんがデジカメで確認)のシリアゲダンスが見られた。

 少しずつ移動しながらいろんなところを見ていると、アリだけでなく、体長3センチくらいのヒキガエルや、ご立派なミミズなんかもいて面白い。
 しかも、それにちゃーんと反応してくれるお子ちゃまたちがいるので楽しさ倍増。若いっていいわねー。
 
11:07 さあさ、お立ち会い 11時になったところで日比谷公園の部をひとまず切り上げ。
 午前中のみ参加の方がいらっしゃるので、ここでいるまえかわさんの露店が開店。(売ってるわけではありません)
 ムネボソアリのコロニーは、あべさんの悪魔のささやきも手伝って楽進さんのお子さんにもらわれていきました。

 右の写真は、「これが便利なんだよー」と傘袋の実演販売をするいるまえかわさん。(だから売ってないって)
 アリをいっぱい拾っちゃったときに、お店の入り口などに吊ってある傘袋が1つあると、アリを入れてはしばり、入れてはしばりで、相当な数を持って帰れるとか。
 なお、いるまえかわさんはどこかのお店のをためこんでいるわけではなくて、束で買ってらっしゃいます。
これがあべ式 そしてつくば・あべさんは「あべ式飼育蟻巣」(いま勝手に命名)を見せびらかし。
 2つのアクリルケースをチューブでつなぎ、一方はエサ場、もう一方は穴を掘った石膏を敷いて巣にしてあります。
 「板に乗せておくと2ついっぺんに扱えて楽」だそうです。なるへそー。

 なんかアレですね、私の妄想の巣ケースよりふた回りくらい小さい。
 そうだよなー、そんなにでかくてもしょうがないもんなー。
 どうせ作るならデカく、というのは貧乏人根性でありますな。

 ひとしきり先輩がたの飼育テクを伝授していただいた後で、きのしたさんご一家がお帰り。
 お疲れ様でしたー。坊ちゃんは、ほんとうにお疲れのご様子でありました。
 ゆっくりお昼寝してね。
11:25 移動するよー さあ、浜離宮へ移動だ!途中でご飯も食べるぞ!
 日比谷公園を一歩出ると、今までの緑一色がウソのようなビル街。
 「首都高速道路に沿って南下すればすぐですよ」というこうやんさんに導かれて徒歩で移動。
 こうやんさんは晴海(でしたっけ?)まで車で来て、そこから自転車でいらしたというさわやかっぷりです。(あ、写真に写ってませんでした。ごめんなさい)
11:32 止まる しかーし、移動ったって、自然と視線はアリのいそうな植え込みに。
 でまた、出るんですわ、これが。
 日曜日のオフィス街、むちゃくちゃな年齢構成の一団が、3歩あるいてはしゃがみ込んでいます。なんの結社でしょうか。

 ビル街で出たのは、トビイロケアリ(これちょっと覚えてない)や、ヨツボシオオアリ(これは蟲さんが書いてたので!)とかそんな感じ。

 珍しいところでは、首都高速の高架下にある小ぎれいなお店の看板アクリルに挟み込まれた女王&働きアリの皆さんを発見。(写真は蟲さんのブログに)
 女王アリのそばには羽もあって、脱翅したばかり???
 少し離れたところに働きアリ10匹くらいが、なかば脱色された状態で絶命。
 現代の琥珀という風情ですが、経緯がわかりません。んー、ミステリー。
 ご興味がある方は、銀座観光のおついでにどうぞ。→地図でいうとこのへん

 ごはん屋さんを探しながら銀座を歩くが、どうも手頃な店が見つからない。
 なにしろ総勢10人ですからねー。
>この調子で浜離宮に着くのかなー